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ベラフロックス

抗菌薬を自信を持って選ぶために。
ベラフロックスには理由があります。

動物用医薬品

要指示医薬品

指定医薬品

クレデリオ錠
  • 犬用S
  • 犬用M
  • 犬用L
  • 犬用LL

01|優れた抗菌作用と広域抗菌スペクトル

プラドフロキサシンの二重分子標的

細菌のDNA複製においては、DNAジャイレースとトポイソメラーゼIVが必須酵素ですが、従来のニューキノロン系 薬と異なり、プラドフロキサシン(ベラフロックス)はこの二つの酵素を同時かつ均等に阻害することで高い抗菌作用を示します。1)

  • 二重分子標的

嫌気性菌もカバーする広い抗菌スペクトル

ベラフロックスは、in vitroにおいて広い抗菌スペクトルを有しており、多様な薬剤感受性のグラム陽性菌および グラム陰性菌、また嫌気性菌に対しても強力な活性2)を示します。
これらにより、ベラフロックスは犬猫における複数の重要な病原菌に対して効果的に作用すると考えられます。

ベラフロックスの広い抗菌スペクトル
1)Koerber B, Luhmer E, Wetzstein H, Heisig P. Bactericidal mechanisms of pradofl oxacin, a novel 8-cyano fluoroquinolone. In: 42nd Interscience Conference on Antimicrobial Agents and Chemotherapy. San Diego, CA: 2002. 2) Silley P et al., J Antimicrob Chemother. 2007:60(5):999-1003.

02|耐性菌発現リスクの低減

動物用フルオロキノロン系抗菌薬のMPCの比較

各種動物用フルオロキノロン系抗菌薬の Staphylococcus aureus に対するMPCの比較において、プラドフロキサシンは耐性菌発現を抑制することが示唆されました。

動物用フルオロキノロン系抗菌薬のMPCの比較
Wetzstein HG. Antimicrob Agents Chemother.; 49(10): 4166-4173(2005)より作図

03|飲ませやすい剤型と優れた嗜好性

  • 1日1回の飲ませやすい錠剤

    投薬遵守率と嗜好性の向上を目指して開発された、 ビーフ風味フレーバーの錠剤

    1日1回の飲ませやすい錠剤
  • 抗菌薬で初めての「猫用」経口懸濁液

    1日1回投与で治療上のフレキシビリティが高い
    液体がこぼれにくいディスペンサー採用により、より正確な投与が可能
    バニラ風味フレーバーで嗜好性を向上

    抗菌薬で初めての「猫用」経口懸濁液

評価

  • 78%が、飲ませやすいと評価
  • 健康な成猫を用い、プラドフロキサシン2.5%経口懸濁液バニラフレーバー付き(最終製剤)を与えた。1日1回3日間経口投与し、投与直後の行動的反応を観察・評価しスコア化した。

適正使用のお願い

  • 薬剤感受性試験を行い、有効と判断される場合に使用してください。
  • 第一次選択薬が無効の場合にのみ使用してください。
  • 適応外使用は行わないでください。
  • 投与後の効果判定を実施し、必要に応じて他の抗菌薬に変更してください。

よくある質問

ベラフロックス錠、ベラフロックス猫用経口懸濁液の有効成分は?
プラドフロキサシン(フルオロキノロン系)です。
ベラフロックスの投薬量は?
体重別の投薬量は下記のとおりです。 体重別の投薬量
ベラフロックス錠の投与期間は?
犬:細菌性皮膚感染症に対して1日1回7日間投与し、投与後症状を観察した上で追加投与が必要と判断された場合は14日を上限として適切な期間投与してください。
猫:細菌性呼吸器感染症に対して、ベラフロックス15㎎錠を1日1回5日間投与してください。
ベラフロックス経口懸濁液の投与期間は?
猫:細菌性皮膚感染症に対して、ベラフロックス2.5%経口懸濁液を1日1回7日間投与してください。
経口懸濁液の投与方法は?
投与方法は下記のとおりです。

使用方法

  • 使用方法1

    キャップを閉めたまま、使用前にボトルをよく転倒混和します。キャップをボトル側に押し下げたまま左へ回すと開封できます。

  • 使用方法3

    シリンジ先端をボトルの開口部にしっかりと差し込み、必要な用量を吸います。

  • 使用方法4

    シリンジ内の薬剤を猫に直接経口投与します。

投与後はシリンジを水道水で洗い、ボトルと一緒に箱に入れて保管してください。また、交叉汚染を避けるため、1本のシリンジは1頭の動物のみに使用し、同じシリンジを別の動物に使用しないでください。
食事と一緒に投与してもよいですか?
治療効果に対する食事の影響は認められておりませんので、食事と同時に与えていただくことは可能ですが、食事と一緒に投与する場合は少量のフードに混ぜ、確実に処方量が投与できるようにして下さい。特に経口懸濁液においては、確実に処方量を投与するため、薬剤を直接経口投与していただくことをお勧めいたします。
ベラフロックス錠のフレーバーはどういったものですか?
ビーフ風味フレーバーです。牛由来原料は使用していません。豚由来原料をしているため豚アレルギーのある場合はご注意ください。
ベラフロックス経口懸濁液のフレーバーはどういったものですか?
バニラ風味フレーバーです。天然香味料としてバニリンとその抽出物を使用しています。
使用可能な最低年齢、最小体重は?
錠剤:犬…12ヵ月齢以上(超大型犬の場合は18ヵ月齢以上)、体重1.7kg以上
15㎎ 錠:猫…6週齢以上、体重1.7㎏以上
経口懸濁液:猫…6週齢以上
妊娠中、授乳中の犬猫に投与できますか?
フルオロキノロン剤は胎盤を通過すること及び、乳汁中へ移行することが知られており、繁殖にどのような影響を及ぼすかは確認されていないことから、妊娠中及び授乳中の動物には投与しないでください。

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